IRIMALL Petit Gallery No.023 (フランス II パリ Part3) イリモール・プチ・ギャラリー
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One-shot in the world. (No.023) 世界の寸景
・・ 芸術と花の都 パリ 1984年
France フランス II
* Paris, the capital of
France パリ Part 3 ノートルダム大聖堂 *
パリには多くの美術館がありますが、現代美術といえばポンピドー・センターです。その後にノートルダム大聖堂に行きました。
2019年4月15日 (現地時間) 夜 ユネスコ世界文化遺産 ノートルダム大聖堂炎上、後方尖塔、礼拝堂屋根がほぼ全焼しました。昼間に修復工事が行われており、たばこの火の不始末から出火したといわれています。
極めて残念な出来事です。焼失部分の修復にはかなりの年月が必要でしょう。2019年10月現在 残った部分の崩れ落ち防止の作業が行われているという。1984年 大聖堂を訪れた時、正面塔上部中段から後方尖塔、礼拝堂中央屋根を撮っていました。
この後、ソルボンヌのあるカルチエ・ラタン、モンマルトルなどを歩き撮影しています。
(現在の風景は、ネット検索して比較ご覧下さい)
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(前回 Part 2 「ベルサイユ宮殿」)
(前々回 Part 1 「ルーブル美術館とシャンゼリーゼ通り」)
モンマルトルでは、階段を登りサクレ・クール寺院前に着いた。観光客が多くいる中、肩にかけ手で押さえている私のカメラに新聞紙をかぶせてきて引張る輩がいた。振り払ったがしっつこい奴だった。パリに限ったことではないけれど、ヨーロッパなど観光地では皆さんもお気を付け下さい。
その場を去って、画家のたまご ? たちが多く集まるというテルトル広場で露天マーケット気分を味わった。彼らは、顧客・観光客とのやり取り、交渉を愉しんでいるようにも見えたが、-- 。(それどころではなく毎日の生活の糧、将来がかかていたのだろうか ?)
モンマルトルの丘を住宅街の間を縫うように階段と坂を下り広めの通りに出た。1952 映画「赤い風車 (Moulin Rouge)」(アカデミー賞受賞作品) で有名なナイトクラブのムーラン・ルージュ La Machine du Moulin Rouge のある通りで前を通ったが、昼間は殺風景で気の抜けたサイダー状態の様相だった。よく比較されるのが、シャンゼリーゼ通りの高級ナイトクラブ・リド Lido だが、その近くのミリアデールもそうだったが、22:00 でも早すぎてオープンしていないくらい深夜族にしか対応していなかった。
ムーラン・ルージュからちょっと歩くとさしずめここが新宿とでもいうべきか、昼夜の差が激しい繁華街のピガール Pigalle の交差点に行きつく。近くで遅めの昼食をとった。
画家ロートレック Henri de Toulouse-Lautrec の代表作の独特な線画タッチのムーラン・ルージュのポスターからもわかるように、彼の生涯の描写が映画「赤い風車 (Moulin Rouge)」の重要なパートのひとつにもなっている。ロートレックについては 37歳までの生涯を描いた 1998 仏映画「ロートレック 葡萄酒色の人生」もある。
1878年 パリ万国博覧会 (パリ開催 3回目の国際博覧会) Exposition Universelle de Paris 1878, Expo 1878
科学と芸術の国フランスをアピールした場としても利用されたが、英国人のアレクサンダー・グラハム・ベル (Alexander Graham Bell) の電話機や米国人トーマス・エジソン (Thomas Alva Edison) の音声を電気信号に変えるマイクロフォンや蓄音機が披露された。また、仏彫刻家バルトルディ(F. A. Bartholdi)制作「自由の女神」の頭部が建設された。(後の 1886年 「アメリカ独立100周年記念 1876年」を祝してフランスから寄贈され 米 NY リバティ島で女神像の除幕式が行われた。内部構造を担当したのは、エッフェル塔で有名なエッフェル (A. G. Eiffel) であったという)
1889年 パリ万国博覧会 (パリ開催 4回目) ではシンボルのエッフェル塔が建てられたことも納得できるだろう。
1900年 パリ万国博覧会 (パリ開催 5回目) シャンゼリーゼ通りにほど近い所にグラン・パレ Grand Palais がメイン会場として建設された。1984年 美術画壇のサロン推薦の美術展開催などよく知られており、大規模な展覧会場・美術館になっていた。(グランパレ・ナショナル・ギャラリー)
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